元スレ:【キュン死注意】カワウソさんのもぐもぐタイムが可愛すぎると話題に
引用元:https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1624154414/
【一部閲覧注意】
水族館で見たのと
少し違うような……?
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【閲覧は自己責任で】
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この見た目で手が器用なのなんか知性を感じて気持ち悪いな
こいつらは絶滅してええわ
横浜八景島のシーパラで見たカワウソはもっとこう、小さくてフェレットみたいで…
あれは、小型種の「コツメカワウソ」なんですね。
コツメカワウソとは
哺乳綱食肉目イタチ科ツメナシカワウソ属。
イタチの仲間です。
体長40~60cm、尻尾30cmほど。
体重は2.7~5.4キログラム生息地:インド、インドネシア、カンボジア、タイ、中国、ベトナムなど。
ほかのカワウソ類と比較すると、水中よりも陸上で過ごすことが多い。
猫くらいのサイズ感で、とても小さな爪(コツメ)を持っています。
ごはんは、甲殻類、貝、昆虫、魚、爬虫類など。
他のカワウソが主に魚を食べるのに対して、甲殻類を食べることが多いので、浅瀬で泥を掘って狩りをします。
ただし、見た目とイメージが合わない鋭い歯を持っていて、貝殻もかみ砕けます。
賢くて人懐っこく、芸なども覚えます。
フォトACでフォトグラファーさんが撮影した
日本の水族館や動物園のコツメカワウソで代わりにキュン死してください
(*´▽`*)
動くともっとキュンキュン来ます。
昨秋、2021年10月に横浜・八景島シーパラダイスで誕生したコツメカワウソの5つ子の赤ちゃん。
出生時70グラム、現在500グラム…
抱っこしてもふもふしたい!
オオカワウソとは
比較に、冒頭の写真のオオカワウソのサイズ感も見てみます。
オオカワウソ
哺乳綱 ネコ目(食肉目)イタチ科オオカワウソ属
体長85-140cm。尾長33-100cm。
体重オス26-34kg、メス20-26kg
門歯が上下6本、犬歯が上下2本、小臼歯が上顎8本、下顎6本、大臼歯が上顎2本、下顎4本と計34本の歯を持つ。
(※参考:人間の永久歯は32本)
指趾には鉤爪が発達。生息地:エクアドル東部、コロンビア、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、など
食性は動物食で、主に魚類(カラシン、ナマズ)、甲殻類などを食べる。
時に集団で小型のワニを襲うこともある(大型のワニは逆に天敵)
獲物は口で捕え、肘を水底に付けて獲物を前肢で押さえながら頭部から食べる。
小型の獲物は水中で捕食するが、大型の獲物は陸上にあげてから食べる。
体長85-140cm、20~30キロ程度。
小学校1~3年生が横寝っ転がったくらいのサイズですね。
2メートル級(6フィート以上)のものも目撃情報があるうです。
獰猛な上に、サイズ感まで想像と違って怖すぎです。
オオカワウソもたいそう賢く、群れで暮らすのはコツメと同じ。
ですが、気性はとても荒く、攻撃的です。
比較すると
コツメカワウソ | 成猫くらいのサイズ。 お母さんを中心に(メスが強い!)家族で仲良く暮らす。 12種の声を鳴きわけて、コミュニケーションをとる。 賢く、芸も覚える。魚や虫、爬虫類、主食は貝と言われる。 浅瀬で、前脚を使い、泥を掘って狩りをすることが多い。 |
オオカワウソ | 6歳児~大きなものだと、バレーボール全日本代表選手くらい。 賢く、集団で狩りをする。 切れると人を襲うこともある。魚をメインにした肉食で、ピラニアが好物。 時に小型のワニ(カイマンなど)も食べる。 水底に相手を押し付けて、頭から食らう。 |
写真の威力がすごすぎて、説明にも大きくバイアスがかかりましたが、
教われて大けがをしたり、命を落とした方もいる、実際この通りだろうなーという危険動物です。
オオカワウソは、もともと日本にいないうえ、
気性も荒く、爪も鋭く危険なこともあってか?日本の動物園や水族館では飼育されていないので、国内で見ることはできません。
毛皮をとるために乱獲したことで、世界的にも生息数は少ないらしいです。
スレッドにUPされていた写真の元ネタはこちらかも。
ウサギを追っかけて頭から食らいつき(1;12)、
カメラで撮影する人に突進し(3:19)
動物園のサルを水中に引き込み(6:25)
硬いカメの甲羅も食い破る、オオカワウソ。
動画だと、写真がたまたま切り取られた一瞬ではなくて、本気でヤバいと十分伝わってきます。
英語なので自動翻訳の字幕を付けて見たら「サイコ水カワウソ」みたいな翻訳が。
二ホンカワウソ
コツメカワウソとオオカワウソの中間サイズのカワウソに「二ホンカワウソ」という種がいます。
1964(昭和39)年に日本の天然記念物に、翌年に特別天然記念物に指定されましたが、1979年を最後に目撃されていないため、2012年に環境省によって絶滅種と判断されました。
ニホンカワウソ(北海道亜種)
絶滅危惧IA類(CR) → 絶滅(EX)ニホンカワウソ(本州以南亜種)
絶滅危惧IA類(CR) → 絶滅(EX)ニホンカワウソ(北海道亜種)とニホンカワウソ(本州以南亜種)は、最後の生息記録が前者では1955年、後者では1979年であり、いずれも30年以上が経過している。
安藤(2008)は、過去の調査記録や目撃情報等を整理し、北海道亜種は1950年代、本州以南亜種は1990年代に絶滅したと考察した。ニホンカワウソのような中型の哺乳類が、人目に付かないまま長期間生息し続けていることは考えにくく、これまでの生息確認調査等の結果から絶滅したものと判断した。
日本カワウソってもういないんですね。
…と思いきや、愛媛県のサイトにはこんな記載が。
県の獣 ニホンカワウソ
昭和39年5月10日制定
四国西南海岸のみにすみ、特別天然記念物に指定されています。愛媛県公式WEBサイトより引用
あれれ?
今も、四国西南海岸にだけいる?
あるいは30年以上サイトが更新されてない?
謎ですが…
日本の天然記念動物なら、数匹くらいは残ってくれているといいなあ。
ちなみに、カワウソは漢字で「川獺」と書きます。
川獺
名前に「貝」が入っていますので、
元々、日本には貝やエビカニを食べる、小型のイタチだけが、日本人にとっては「カワウソ」なのかなーと。
ちなみに、らっこは漢字で「猟虎・獺虎」と書きます。
キュンとくる見た目に似合わない、勇ましい漢字で、こちらも意外でした。