元スレ:最も奇妙な哺乳類カモノハシ
引用元:https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/wild/1532433941/
1: 名無虫さん 2018/07/24(火) 21:05:41.28 ID:???
■ 研究結果から、哺乳類、鳥類、爬虫類の遺伝子の寄せ集め的な動物だと判明した。
カモノハシは日本の動物園で飼育されたことがない。
生息地のオーストラリアに行っても保護区内の動物園でしか見ることができない。
>哺乳類、鳥類、爬虫類の遺伝子の寄せ集め的な動物
スパゲッティ・モンスターが地球の生物作ってる時にうっかりパーツ混ざっちゃったんやな
空飛ぶスパゲティモンスター教
「進化論は単なる理論。ID説(宇宙や生命は知性的な何か=神=が生み出したもの:旧約聖書に基づく)も学校で教えないと不平等」と教育指針を変えようとした米カンザス州の教育委員会に対して、保守派の意見に偏りすぎでは??と、反論した人たちが作ったパロディ宗教
「なら、我々の信じる”『スパゲティモンスター』が宇宙を生み出した説”も学校で平等に教えてくれよな」と公開質問状を出して論争になった。
オランダや台湾では公式な宗教として認められていて、実は日本にも支部がある。
カモノハシは何のためにクチバシになったんだ?
視界の利かない水中で餌を見つけるため、口が感覚器官になって歯が無くなり、歯のあった場所には神経が発達した。
そのおかげで、生き物の細胞に流れる微弱な生体電流をクチバシで感知して獲物を見つけるサメと似た能力がある。
どちらも川底をあさって餌を食べる収斂進化によるもの
英語ではPlatypus(プラティパス)、ギリシャ語の「平らな足を持つもの」に由来するそうです
カモノハシが生きててよかったよ!
絶滅してたらいないことにされてたかもしれん
参考:かわいい!!人になつく赤ちゃんカモノハシの動画1
Animals are Awesome ”Hand Feeding Friendly Baby Playtpus Compilation”より引用
鼻の穴の位置おかしくない?
参考:赤ちゃんカモノハシの動画2
Zoos Victoria "Meet Storm our new baby Platypus"より引用
鳥類の遺伝子って混ざりようがあるのか?
有羊膜類が二系統に分かれた後、哺乳類につながらない方から最終的に出てきたのが鳥類だから、未来の遺伝子工学で「鳥人」(とりじん)でも作らない限り哺乳類に混じることはなさそうな
収斂進化とは
本来は違う種類の生物でも、似通った環境下にいると同じような感じに進化するよということ。
サメとイルカなどは収斂進化だと言われています。しゅうれんしんか。
意外なことに、人間とコアラ(指紋を持つ動物)も収斂進化かも?という説もあるんだって。
現在のカモノハシは体長40cmくらいだが500~1500万年前には1mの巨大カモノハシがいた
変わった動物やで
哺乳類で総排出腔はそれくらい珍しい
ハリモグラが見られる動物園は?
ハリモグラ
生息地:オーストラリア、ニューギニア、タスマニア
体の大きさ:体長30〜45cm、体重2.5〜8kg
えさ:主にアリやシロアリを食べています。動物園では、馬ひき肉、牛乳、卵、ヨーグルト、粉末がゆをジューサーでどろどろにしたものをあたえています。特徴:
背中一面にとげが生えており、力強い足でふんばり、とげをさか立てることで身を守ります。
口吻(こうふん)が長く伸びていて、その先にあいた小さな口からねばねばした長い舌を出して、えさをなめとります。
カモノハシとともに卵生の哺乳類として有名で、メスは腹部の袋のような部分に卵を1個産み、生まれた子どもを乳で育てます。
ハリモグラが見たい!と、飼育動物検索 - 日本動物園水族館協会のサイトで検索してみたら、2件ヒットしました。
ほかの動物園にもいそうですが、確実なのは「東京の上野動物園(現在休園中)」と「名古屋の東山動物園」のようです。
東京ZOOネットと、中京テレビでハリモグラの動画が公開されていましたのでご紹介します
上野動物園のハリモグラ
上野動物園でにハリモグラがやってきたのは、2013年12月。
展示されているのはインドネシア・ニューギニア島のメスのハリモグラで、上野動物園では105年ぶりの展示だそうです。
105年前にもハリモグラが展示されての???
https://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/1401_01/index.html(2014年の映像)
東山動物園のハリモグラ
写真:http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/04_zoo/friend/2018/02/post-68.html
カモノハシについて、わかっているらしいことまとめ
カモノハシって謎が多い、変わった動物なんですね,。
スレ内の「D:pZUiEyCRさん」がていねいに解説してくれていたので、まとめさせていただきました。
単孔類(下半身に穴が一つ)のカモノハシやハリモグラから収集したデータによると…
■ 単孔類全体が、約1億8700万年前に有袋類や真獣類から分岐したようであることがわかりました。
■ カモノハシは10本の性染色体をもつ唯一の動物です。
(通常の哺乳類はX・Yという2本の性染色体で性別を決めています)
(性染色体がリング状になるというのは、これまで植物でのみ知られていたことで、動物で発見されたのは今回がはじめてになります)
■ ニワトリのような鳥類と共通していることがわかりました。
カモノハシはニワトリのように卵を産みますが、子どもの栄養となるような、卵タンパク質を発現できる遺伝子はもっていない
(約1億3000万年前に失ってしまっていることがわかりました)
■ その代わり、カモノハシのゲノムは有袋類や真獣類のように、母乳の成分となるカゼインを発現する遺伝子をもっていることがわかりました。
■ カモノハシの後ろ足から分泌される毒素のタンパク質は、ハ虫類と同じ遺伝子系統から生じたことがわかりました。
つまり、カモノハシの毒性はハ虫類の親戚である証拠というわけです。
ID:pZUiEyCRさんのまとめ
カモノハシは鳥類、ハ虫類と縁を切った1億年後にも鳥類、ハ虫類の遺伝子をその身に大切に保存してた。
哺乳類は1億年くらいは鳥類、ハ虫類の遺伝子を残し、3億年後の我々は鳥類、ハ虫類の遺伝子をだいぶ削除した。
順番では、胎児を身ごもる能力は最近獲得し、卵で生んだ子供に授乳する能力はだいぶ昔に獲得した。
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